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浅山佳映子

すっぱい葡萄になってませんか?

エンパワメントプロデューサーの浅山佳映子です。

「すっぱい葡萄」の話を知っていますか?

「すっぱい葡萄」は、古代ギリシアの
寓話集であるイソップ物語の一つです。

少しストーリーをお伝えすると、
「すっぱい葡萄」の主人公はキツネ。

ある日、キツネは
おいしそうなブドウを見つけます。

ですが、それはとても高いところに
実っていて、とても届きません。

ブドウを諦める際、キツネは
「あのブドウは酸っぱくて美味しくないはずだ」

と言い残して立ち去ります。

あなたは
これを聞いて何を感じますか?

この話は、哲学者
ニーチェの言葉を借りるなら、
まさに、ルサンチマンの行動です。

「手に入らない現実」があったときに、
現実に合わせて「手に入れない理由」を
都合よく作っていると言えます。

最初は「美味しそうだったブドウ」が、
自分では、取れないと認知したときに、

「酸っぱくて美味しくないブドウ」に
すり替えられています。

もっと言うと、手に入らないのは
自分の能力不足が問題なはずなのに、
それを直視したくないがために、
「あれは欲しくないやつだ」と
勝手に納得させています。

人間がよくやる、
正当化とも言えますね。

きっと正当化をしている、
多くの人がそうだと思うんですが……

別に誰かを傷つけるために
やっているわけではなく、
自分を守るために、やってしまう。

それが、
理由なのではないかと思います。

なぜなら、相手や物の価値を下げ、
手に入れられなかった自分の判断が
正しかったと思えてくるからです。

それをやることで
自分を守ることができるからです。

プライドの塊ですよね。

プライドが悪いわけではなく、
プライドの弱点は、
外からの評価によって、
自分の欲求が満たされる点です。

外からの評価に
自分の状態が左右されるので、
自分と合わない人は、排除するしかない。

そして、
傷つかないように鎧を着て、
明るい自分を演出して毎日過ごす……。

先日、ベーシックセミナーに、
来てくださった方が、

「このまま頑張っても先がないことは
なんとなく、わかっていたんですが……

なんとかなるのではないかと思って
2年間、色々と頑張ってきました。

ですが、状況がなかなか変わらない。
もう、戦うことに疲れました。

勝ち負けの世界から抜けたいです」

そうおっしゃられていました。

我々のエンパワメントライフの
特徴の一つが、まさに
勝ち負けの世界を終えるということです。

もっというと、
自分との戦いを終わらせることです。

自分との戦いを終えると、
自然と周りとの戦いも終わります。

別に戦っていることが悪いわけではないです。

戦うことで、自分が本当に得たい
人生を得られるのであれば、
なんの問題もないと思います。

だけど、そこに
自分が目指すものがないのでは……

そう思うのであれば、
さっさと、違う道を歩もうよ、って話です。

もし、あなたが、
そのことに興味があれば、
4月14日(金)19時30分〜の
ベーシックセミナーに来ませんか?

この日は、後から日程を追加したので、
まだお席に空きがあります。

▼ベーシックセミナーの詳細はこちら
http://w-empowerment.jp/basic

あなたに、
お会いできるのを楽しみにしております。

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