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浅山佳映子

言語の区別がない人は、思考の区別ができない

エンパワメントプロデューサーの浅山佳映子です。

今日は、
「言語の区別がない人は
思考の区別ができない」という
テーマでお話していきます。

ある哲学者は、
「言葉の限界が世界の限界である」
「この世界は、言語ゲームである」

そんな命題を残しています。

言語ゲームって、どういうことでしょうか?

なんでもそうですが、
ゲームに勝とうと思えば、
ルールを知らないと、勝つどころか
そのゲームに参加することでもできないです。

この世の中も同じです。
言語のルールを知らない人が、
付き合える相手は限られていますし、
入れるコミュニティーや場所も
残念がら限られています。

そして、
言語のルールを知らない人は、
言語の区別がないため、
思考の区別もありません。

あなたは
言語の区別できてますか?

例えば、
・犬と猫との区別……
・男と女の区別……
・右と左の区別……

これらは多くの人が
できている区別ではないかと思います。

では、これはどうでしょうか?

「可能の実現」と「可能性」
「思考」と「妄想」と「悩む」
「儲ける」と「稼ぐ」の区別。

ちょっと余談ですが、
バリへ行った時に、
オーストラリア人と話をして、
びっくりしたことがあります。

私が、牛乳を飲んでいたときに、
何飲んでるの? と聞かれたんです。

そして、ミルクと答えると……

「COW MILK?」

英語は聞き取れたのですが、
何を言っているのかがわからない……。

どう言う意味で言っているのかが
理解できない……。

考えようにも、
思考ができなかったんです。

なぜでしょうか?

私の中にミルクの区別が
存在しなかったからです。

ミルクに区別がある人は、
きっと、アーモンドミルクとか
答えられるんだと思います。

私の世界には、
ミルク=MILK

これ以外なしです。

だからCOW MILKと言われても
全くピンとこない……。

完全思考停止。
本当にびっくりな体験でした。

あなたは、どうでしょうか?

相手が言っていることが
全く理解できなかった時はありませんか?

日本語はわかる。
だけど、意図がわからない……

そんな経験です。

世の中は、多くの区別で
成り立っていますが、
どこまで認識ができてますか?

この言語の区別が
どこまで持てるかが、
人生の豊かさを決めます。

誰と繋がるのかが決まります。

残念ながら、
言語の区別がない人は、
相手の視点でものが見えない。

だから、相手が何を言っても、
自分が知っている範囲の
過去の延長線上でしか、
聞くことができないため、
相手にされません。

残念ながら、言語の区別が
ない人には、見えない世界が
この世の中には山ほどあります。

私がバリで体験したことのように
言語の区別がない人に
何を伝えても無駄です。

だって、その世界が
その人には存在しないのですから……。

そして、
我々が言っている区別は、
辞書に載っているような、
正論の区別ではありません。

エンパワメントの
プログラムの中でもお伝えしますが、
正論は大切な人を傷つけます。

そして、正論の区別は、
人生を変えることも、
相手といい関係を築くことも、
社会にイノベーションを
起こすこともできません。

ある哲学者によれば、
辞書は、ただ、
記号が並んでいるだけのものです。

では、我々が言っている
言語世界のレベルでの区別とは何か?

その区別を手に入れるために
必要なことは何でしょうか?

答えは、簡単です。
哲学力を鍛えることです。

もし、興味があれば、
12月17日(土)10時30分〜
哲学する力に関してのライブ配信をやります。

ぜひ、下記より事前にアクセスして、
リマインダーをセットしておいてくださいね。

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12月17日(土)10時30分〜
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▶︎哲学力を身につけるには?

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